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アレルギーに対する関心が高まっています。歯科の分野でも、金属アレルギーが原因で治療を受けられる患者様もいらっしゃいます。

金属アレルギーとは?
花粉、ダニ、食物など、数多くのアレルギー源がありますが、金属が原因となるアレルギーを金属アレルギーといいます。
金属のアレルギー源としては、ピアス、ネックレス、時計などの金属装飾晶や□腔内の金属があります。
金属が接触している部分に炎症や湿疹ができることが多いのですが、原因となる金属から離れた場所にできることもあります。
どうして金属アレルギーが起こるのか?
口腔内のpH(ぺ一八一)の状態やガルバニー電流によって溶け出した金属イオ
ンが体内に取り込まれると、特定の蛋白質と結びついて抗原になります。この抗原は体内異物としてからだによって認識され、再び同じ金属イオンが体内に取り込まれるとリンパ球の攻撃を受けることになります。
この結果、皮膚や粘膜などに炎症やかゆみなどの症状が出ることがあります。
金属イオンの溶出とは?
□腔内のpHには個人差があります。食物などによって□腔内が長時間酸性状態
を保つと、金属は次第にイオンとなって溶け出します。
また、口腔内にいろいろな種類の金属があると、異種金属間に電位差を生じ、イオンになりやすい金属が溶け出しやすくなります。この電位差によって流れる電流のことをガルバニー電流といいます。金や白金などの貴金属は、イオンになりにくい安定した金属元素です。
パッチテストとは?
混さりものがない純粋な金属を溶かして溶液を作り、それを小さな布に吸わせ
て皮膚にはり付け、どの金属によって炎症が起こるかを調べます。このテストのことをパッチテストといいます。このテストによって、そのひとのアレルギー源をつきとめます。
ひとによってはどのような金属にもアレルギーを起こすことがありますが、一般的には金や白金などのいわゆる貴金属を多く含んだ合金ほどアレルギーを引き起こす可能性が低いことが知られています。